今回はタイマーリレーについて紹介したいと思います。
イカイ結論
タイマーリレーとは信号を受けてから設定時間経過したのちに接点の開閉を行うリレー
普通のリレーは信号を受けたタイミングで接点の開閉を行うリレー
違いを理解して使い分けをしましょう!
タイマーリレーとは
タイマーリレーとは、信号を受けてから設定時間経過したのちに接点の開閉を行うリレーです。
時限爆弾みたいな使い方がわかりやすいですかね。
スタートボタン押してから1時間後に爆発するのと同じですね。
これがスタートボタン押した瞬間爆発してしまったら押した人は爆発から回避する事が出来なくなってしまいますね。
タイマーリレーも工場勤務の方は一度は見た事あるのではないでしょうか。
オンディレイタイマー・オフディレイタイマー
タイマーの動きには2種類あり
オンディレイタイマーとオフディレイタイマーがあります。
オンディレイタイマー
コイルに電気が流れてから設定時間経過したら接点が開閉します。
オフディレイタイマー
コイルに電気が流れなくなってから設定時間経過したら接点が開閉します。
下記に比較表をまとめてみました。
すみません、オフディレイタイマーのb接点のイメージしやすいものがありませんでした。
コイルと接点の動作は表の通りになっています。
各端子番号の役割
各端子番号の役割は以前紹介させていただいた、リレーと似ているので覚えやすいと思います。
基本的にタイマー本体に各端子番号の接点が表記されています。
今回はオムロン H3Y-4で紹介します。末端数字の4は接点数です。
そんなに接点はいらないよ。って事でしたらH3Y-2の購入を検討してください。
13・14 コイル電源(このタイマは交流回路なので+と-は気にしなくて良いです)
9・10・11・12 共通接点(必ず使用する接点になります)
5・6・7・8 a接点で使用するならこの端子番号を使用
1・2・3・4 b接点で使用するならこの端子番号を使用
縦の関係でセットになっています。
まず13・14のコイル電源は必ず必要となりますね。
まとめ
今回はタイマーリレーについて紹介させていただきました。
タイマーは、センサーが反応しても警報を出すまでに猶予が欲しい時に使用するのが私のイメージでは多いです。
次回は他の機器も合わせて使用例を紹介できたらと思いますのでよろしくお願いいたします。
こんな機器紹介してほしいとかありましたらコメント・お問い合わせフォームからお願い致します。
では今日はこのあたりで。
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