リレーとは|構造や仕組み、見方を解説|

今回はリレーについて紹介したいと思います。

イカイ結論
  • リレーとは電気の流れをON/OFFする機器
  • 電磁接触器との違いは容量の違い
    リレーは小容量、電磁接触器は大容量
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目次

リレーとは

リレーとは、電気の流れをON/OFFする機器です。

リレーは主に操作回路等のON/OFFに使用されます。

機能は電磁接触器と同様の動作になります。

制御盤を開けるとよく入っているこれです。

シーケンス制御には欠かせない機器になります。

リレーの構造、仕組み

リレーは見たことがあっても内部を改めて見る人は少ないと思います。

私も電気の勉強をし始めてから内部を改めて見る様になりましたが結構面白かったので紹介致します。

電磁接触器とは違いケースが透明なので仕組みを目で見れるのでわかりやすいと思います。

しかし内部を見れてもこんな感じでごちゃごちゃしていて非常にわかりづらく、私は一度挫折をしたので図で皆様には分かりやすい様に紹介出来たらと思います。

構造はこんな感じになります。

a接点

電球をa接点で繋いだ場合です。

通常時は可動鉄心が1番の端子に接点がついている為1番に電気が流れますが未接続の為、なにも起こりません。

電磁接触器と同様にコイルが入っており、コイルに電気を流すと電磁力が発生し可動鉄心がコイル側に引き寄せられ接点が1番から5番に移動します。

そうなる事で5番に繋がっている電球に電気が通り電球が点灯するようになります。

コイルに電気を流すのをやめればばねの働きで可動鉄心が1番側へ戻る仕組みです。

b接点

電球をb接点で繋いだ場合です。

b接点なので基本的に電気が通っている状態なのでコイルに電気が流れる前に電球は点灯しています。

コイルに電気が流れると可動鉄心が5番側へ移動するので電球が消灯します。

 

本体表記の見方

本体に何が書いてあるか見てみましょう。

オムロンのMY2N-D2のリレーを見てみます。

リレーは図もわかりやすい位置に書いてあるので接点の勉強の入りにはとても良いと思います。

このリレーだと2セット用意されています。

1・5・9で1セット
4・8・12で1セットです。

9・12が共通接点となります。必ず接続します。

5・8はa接点で使用したい際に接続します。9・12と基本離れているからです。

1・4はb接点で使用したい際に接続します。9・12と基本的に繋がっているからです。

a接点はNO(ノーマルオープン)
b接点はNC(ノーマルクローズ)といったりします。

NO/NCってなに?という方はこちらも記事も参考にしてください。

まとめ

今回はリレーについて紹介させていただきました。

電気を触る上で必ずある機器ですので勉強して損はないと思います。

より詳しく紹介出来る様に準備しますのでお待ちください。

リクエスト等あればお応えしたいのでコメントお待ちしております。

では今日はこのあたりで。

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