配線する前の事前準備|シーケンス図を理解し配線イメージ図を記入しましょう|

今回は、配線を行う前に事前準備を紹介したいと思います。

事前準備としてシーケンス図に配線イメージを記入する事です。

これはまだ経験の浅い私が毎回行っている方法です。

当ブログを見に来ていただいている方も経験が浅い方が多いかと思いますので

参考になれば幸いです。

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目次

イカイ結論

配線する実線の本数と
シーケンス図の線の本数を同じにして間違いを防ぎましょう。

線はどの端子を通っても繋がっていれば電気は繋がっています。

1つの端子に接続する本数は2本までにしましょう。

シーケンス図に配線イメージを記入

有接点シーケンス制御の回路等を作成する際にシーケンス図を作成すると思います。

また元々図面がある場合もあるかと思います。

シーケンス図をみて、配線を行うと思いますが

イメージがしづらい部分があると思いますので

配線のイメージ図を記入してから
配線作業を始めた方が効率よく悩まず行えると思います。

私は今でもシーケンス図に配線のイメージ図を記入して誤りがない様にしています。

慣れている方は頭の中で変換出来るかと思いますが
慣れていない方は記入した方が配線が間違えた時にどこが悪いか追いやすくなります。

では本題に行きます。

この様にT字路になっているシーケンス図は必ずあります。

しかし実際にこの様に
黄色丸の地点で3本の線がが集合している場所はありません。

実際はこの様になり1つの機器の端子に2本、線が集合しています。

経験者からは当たり前な話かもしれませんが
勉強し始めの私にはどう配線されているかさっぱりわかりませんでした。

「そういう事か!」と声が聞こえて来ると嬉しいです。笑

私はこう書き換えないとわからなくなってしまうので毎回直してから、配線作業を行っています。

これでかなり間違いは少なくなると思います。

この3つの機器が電線で繋がっていればよいのでどの配線方法でも同じことになります。

「これでも良いって事だよね」って声も聞こえて来ると嬉しいです。笑

時に回路がこの様に十字路になる時もありますが、少し注意が必要となります。

どちらも電線で繋がっているのでどちらも問題はありませんが右図の配線の方が望ましいと思います。

左図の様に機器の端子に3本以上固定してある配線は見た事がありません。

実際に端子に3本接続する事は難しく
接続する事が出来ても電線が外れてしまう可能性が大きくなり危険な為左図が望ましいと思います。

それを踏まえた上で配線イメージ図を記入すると良いと思います。

全体イメージ図

この記事で紹介させていただいた自己保持回路で配線イメージ図を記入するとこんな感じになります。

この様にすれば配線に必要な実線の本数も明確となりわかりやすいと思います。

先程は運転ボタン・停止ボタン・リレー接点1の部分で説明しましたが
左右にある大元からの電源線にも横向きのT字路がありますよね。

なのでここもしっかりとどう繋げていけば線が繋がるか記入しておきましょう。

単純に上から線を繋げていけばわかりやすいと思います。

が、制御盤内の機器の位置によって綺麗におさめたいときは順番が変わる為イメージ図が複雑になります。

まぁ制御盤内の見た目を綺麗にするか
シーケンス図のイメージ図を綺麗にするかのどちらかになるのでお好みで良いと思います。

最後に

今回は配線する前の事前準備としてシーケンス図に
配線イメージ図を記入しようというテーマで紹介させていただきました。

私も勉強し始めはT字路や十字路の配線がどの様に接続されているかわからず合流部分でリングスリーブでも使っているのかと思ったこともありました。

答え合わせの為にネットで調べましたがうまく出てきませんでした。

当たり前すぎて記事にしている方が少ないからだと思いますが
私の様に接続方法で、もやもやしている方に参考になれば幸いです。

では今日はこのあたりで。

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