電磁接触器とは

今回は電磁接触器についてご紹介したいと思います。

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電磁接触器とは

電磁接触器とは負荷の動作のON/OFFを行う機器でマグネットスイッチとも呼ばれています。

これですね。マグネットスイッチの方が馴染みがありますよね。

イカイの職場で「電磁接触器故障して交換しました。」と言う人はいません。
みんなマグネットスイッチと呼んでいます。

電磁接触器の二次側には主に三相誘導電動機が負荷として取り付けられている事が多いです。

各端子の役割

電磁接触器の配線方法に悩んでいる人は参考にしてください。

主接点・・・メイン回路ですね。
      上が一次側=電源電線を接続してください。
      下が二次側=負荷側電線を接続しくてください。

補助接点・・・ONと同時に作動させたい制御機器へ接続してください。

コイル・・・内部のコイルに通電させる為の電源配線を接続してください。
      コイルに電気が流れるとメイン回路の一次側と二次側が接続されます。
      コイルに電気が流れなくなると一次側と二次側を遮断します。
      端子番号は基本的にA1,A2になります。
      ここで注意ですが電圧の指定があるのでそれに合わせた電圧を接続させてください。
      異なった電圧を接続させると故障の原因となります。
      この写真では「50㎐なら200V」「60㎐なら200~220V」となります。

コイルの特性

事前に知っておかなければならない点です。
コイルとは電線がぐるぐる巻きになっているものです。

コイルの特性としてコイルに電気を流すと電磁力が発生します。

今日はこれだけ覚えて帰ってもらっても構いません。笑

磁石の様に引き寄せる力が発生します。
ぐるぐる巻いてある電線に電気を流すだけで電磁力を持つなんて不思議です。

構造

つづいて構造について内部を図にしましたので参考にしてください。

これが電磁接触器の内部になります。

接点・可動鉄心・固定鉄心・コイル・ばねで形成されています。

一次側・二次側は先程の主接点を表しています。図は1本ですが本来は3本接続してありますよ。

普段はばねの力で上に上げられ接点が繋がらず一次側で電気が止まっています。

コイルに接続した電源を入れると電磁力の力で可動鉄心が固定鉄心にひきつけられます。

そうすると可動鉄心に繋がっている部品は全て下へ下がるので主接点が繋がり電気が流れる様になります。

コイルに接続した電気を切れば、電磁力の力はなくなるのでばねの力で上に上がり接点が離れます。

まとめ

マグネットとは

  ・コイルに電気を流す事で電磁力を発生させON/OFFを行う装置
  ・電磁力の力を利用しているからマグネットスイッチと呼ばれている
  ・コイル電圧の表記をチェックする
  ・メイン回路の電圧とコイル電圧は異なる事もある
   (メイン回路とコイルは繋がっていないから大丈夫)

こんな感じで覚えておくとよいと思います。

本当にこのブログでは簡単な事しか説明出来ません致しません。
電気の勉強の本当に入口として役立っていただければと思います。
このブログを見て「そんなの知ってるよ!」となればもう電気の扉は開いていますので
別の電気ブロガー達のところへ足を運んでみてください。
いまはこんな電気ブログを見ているよ。とかコメントいただけると嬉しいです。

それでは今日はこのあたりで。

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