今回はeco検定について紹介したいと思います。
- 合格率は約50%以上
- 勉強期間は1ヶ月あればOK
- CBT方式は受験料5,500円+CBT利用料2,200円が必要
- IBT方式でのカンニングは難しそう
- IBT方式は試験期間中全て受験可能。CBT方式は会場によって試験日に制限がある
eco検定とは
そもそもeco検定とはなにかですよね。
eco検定とは「環境社会検定」とも呼びます。
東京商工会議所が主催する環境の問題に関する検定です。
この検定を取れば環境問題を学べます。
SDGsの活動が企業で普及しており社員がeco検定の資格を持っていれば社会貢献に熱心な企業としてアピール出来る事もあり企業で推奨している資格かと思います。
SDGs活動に力を入れている企業の為の資格ですかね。
2023年の試験日・受験料
試験日|従来の資格試験とは少し異なります|
試験は年2回行われています。
今年で第34回、35回なのでまだ出始めたばかりの検定ですね。
申込期間:2024年6月7日~6月18日
試験期間:2024年7月12日~8月1日
申込期間:2024年10月11日~10月22日
試験期間:2024年11月15日~12月5日
試験期間が21日間あるので受験しやすい
他の検定と違って試験日は一日ではなく試験期間内の21日間ならいつでも受験する事が出来ます。
試験日が一日だと予定や仕事があると受験出来ないので複数候補があるので受験しやすいです。
受験料【受験方法によって異なる】
後述でもありますが受験方法によって受験料が異なります。
IBT方式:5,500円
CBT方式:7,700円
CBT方式の方が高くなりますが後述のメリットデメリットを比較しながら選択してください。
試験概要|IBT方式|CBT方式|
試験方法は一昔前にはない方法となっています。
試験時間:90分
問題数 :90問(1点問題が80問・2点問題が10問)で100点満点
試験方法:パソコン【IBT方式/CBT方式】
eco検定の試験方法がとても特徴的です。
試験方法は紙ベースではなくパソコン操作での試験ですので慣れていない方は注意が必要です。
またIBT方式とCBT方式がありますので自分に合った試験方式で受験しましょう。
IBT方式のメリット・デメリット|カンニング出来るの!?|
- ネット環境があればどこでも受験可能
- 会場まで行かなくて済む
- 試験期間中全ての日程で受験可能
- 受験料が抑えられる
- ネット環境が不安定で不合格になってしまう危険性あり
IBT方式は、自身でパソコン・ネット環境を利用し受験が出来ます。
メリット
パソコンとネット環境があれば
自宅や職場が試験会場になってしまいます。
会場までの移動時間・交通費が0になるのは大きいですよね。
またコロナ禍においてとても良い試験方式ではないでしょうか。
試験会場が遠い方にも助かる方式となっています。
また試験期間中なら全ての日程で受験が可能ですので大きなメリットとなります。
CBT方式では会場によって試験日が限られてしまっています。
受験料もIBT方式なら5,500円で受験が可能です。
CBT方式は+2,200円かかってしまいます。
デメリット
試験中は【カメラ・マイクは常時ON】です。
その為、ネット環境が不安定で映像が止まってしまうと不正と見なされてしまったり、最悪接続が切れてしまえば不合格になってしまう危険性がある為、注意が必要だと思います。
カンニングは出来ないの!?
オンラインでの受験ならカンニング出来るのでは?と思うかもしれませんが
先程の説明の通り試験中はカメラを常時ONにしておかなければならない為、常時監視はされます。
【カメラ・マイク常時ON】なのでカンニングはかなり厳しいのではないでしょうか。
審査基準も監視員次第なので曖昧かと思いますので多少のよそ見でももしかしたら不合格になってしまうかもしれないので難しいかと思います。
公式サイトに【不正行為・不正が疑われる行為の例】の記載がありました。
試験画面の録画やスクリーンショットを取る行為は、情報漏洩の観点ですかね。
引用元:東京商工会議所検定サイト
IBT方式を検討している方はネット環境が万全な状態で行いましょう!
カンニングは難しいと思われます!
CBT方式|※試験期間全てが対象日とはなりません|
- ネット環境に左右されない為、安心して受験が出来る
- 推奨環境のパソコンを所有していない方
- テストセンター(試験会場)まで出向かなければならない
- 試験日が限られてしまう
- IBT方式に比べ+2,200円受験料がかかってしまう
CBT方式は各地のテストセンター(試験会場)へ行き備え付けのパソコンで受験をする方式です。
メリット
パソコンがない方やネット環境に不安がある方はCBT方式で受験した方が安心感があるので良いと思います。
デメリット
テストセンターまで出向かなければいけないので時間と交通費がかかってしまいます。
またCBT方式は試験日が限られてしまうのが大きなデメリットとなります。
IBT方式は試験期間中ならどの日程でも受験は可能ですが
CBT方式は会場によって試験日が限られているので注意が必要です。
私の最寄りのテストセンターでは3日間しか試験日が設けられていませんでした。
また受験料についても大きなデメリットとなります。
CBT方式の場合CBT利用料が発生するので
受験料5,500円に加えて+CBT利用料2,200円=7,700円かかります。
IBT方式に比べて費用が大きくかかってしまいます。
これは個人で受ける方は非常に痛い出費になるのではないでしょうか。
ですので費用を少しでも抑えたい方は前述のIBT方式が良いと思います。
CBT方式は試験日と受験料が大きなデメリットの為、自分の合った受験方法を選択しましょう!
合格基準|合格率
合格基準は70点!
100点満点中70点以上が合格点となります。
合格率は50%以上!|難化傾向!?|
東京商工会議所のサイトを見てみると合格率は毎年50%以上はあります。
しかし
2021年度までは毎年合格率が70%以上ありました。
2022年度では64.5%
2023年度では54.0%
2024年度では58.3%
と年々合格率が低下傾向にあります。
環境問題への活動は日々行われているので試験範囲も自然と増えている為、年々難化傾向になり合格率が低下している事が考えられます。
引用元:東京商工会議所検定サイト
年々時事ネタで試験範囲が増えていくと思われるので早めの受験をおすすめします!
試験結果発表方法
試験の結果発表方法は、パソコンの【試験を終了する】ボタンを押すとすぐ結果が表示されます。
試験終了と同時に結果が出る試験は今までなかった為、押す瞬間はドキドキしました。笑
おすすめテキスト1選
私が使用したテキストは公式テキストと公式問題集でした。
eco検定は歴史が浅く、テキストの数も少ない為現状は公式が一番無難で間違いないと思います。
改訂が行われているので必ず最新のものを購入するようにしましょう!
【公式テキストは改訂ありませんでした】※公式問題集は改訂あります!
最後に
今回はeco検定について紹介させていただきました。
SDGsの活動が世界中で進んでいる為、eco検定は今後おすすめされる資格となると思います。
活動が進むにつれ試験範囲も必然的に広くなる為、早めの受験をおすすめします!
合格者には【エコピープル】の称号ももらえるので是非受験してみてください。笑
では今日はこのあたりで。
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